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2017年12月21日

安藤忠雄展

Category:社長 出井の徒然日記

東京の国立新美術館で行われている建築家の安藤忠雄展に行ってきました。サブタイトルが『挑戦』。76歳にして挑戦です。夢ハウスの講演会などに来ていただいている関係で会社宛名のサイン入りの展示会図録をもらいました。平日でしたが、本人のトークショーがあった関係かすごい人でした。

そして、展示のスケールもすごい。「光の教会」という有名な建築物を屋外展示で実現しています。初期のコンクリート住宅に始まり、表参道ヒルズなどの商業施設、そして、現在進行している海外のプロジェクトなども図面だけでなく模型化されていました。

周りの環境を考えながら、自然・光・風を取り込んだ設計・人々が集まる「場」を意識した設計など見所満載。

瀬戸内海「直島プロジェクト」や大阪「桜の会」など多数の継続するプロジェクトを抱えており、まだまだ死ねないとおっしゃっていました。大きなプロジェクトは中国関連が多く、国の勢いがそのまま建築物にも反映されているのでしょう。日本人としては複雑な心境です。

近年の日本では、国立競技場の問題のようにあまりにもコストが優先されることが多く、ありきたりな建物ばかり建ってしまうことが残念。
身近な倉吉にある円形校舎は、フィギアミュージアムとして生まれ変わるよう。四角のビルばかりでは街に個性がなくなってしまう。

 

先週開催の完成見学会も満員御礼で終了することができました。完全予約制のみでしたが、ゆっくりと案内ができて、こちらの方がベストだと感じました。
今後もこのスタイルで進めていきます。

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