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2024年9月14日

建築の先端技術展in大阪

Category:社長 出井の徒然日記

先日、インテックス大阪で開催された「JAPAN BUILD」の展示会に行ってきました。
この展示会は建築・建設・不動産業界の課題を解決する最新の製品が一堂に出展する日本最大級の専門展示会です。
建材、住宅設備、ビル管理・運用システム、リノベーション技術、AI・IoT関連技術、不動産テック、建設DX、建物の脱炭素化などが世界中から出展しています。

初日は、隈研吾氏によるセミナーが開催され、会場に入りきらないため、サテライト会場まで用意されていました。今、日本で一番有名で多忙な建築家ですね。いろいろなプロジェクトの紹介や素材(竹・木・紙・土・石・繊維)などの利用価値や使い方の解説などもありました。

建築家に設計を頼むということは無難なデザインになることはないですよね。
栃木県の美術館が老朽化のため、改修費用に3億円かかるというのでニュースになっていましたが、
屋根に木を使っているので、メンテナンスしなければそりゃボロボロになりますよね。
メンテが必要なのは、建築当時からわかっていたことで、積立できていれば問題にならなかったのでは、と思ってしまいます。
馬頭広重美術館
この写真を見たら「カッコいい、この建物見てみたい」ってなりますよね。

最近の有名な建物では「国立競技場」がありますが、こちらも外部に木をたくさん使っているので将来メンテ費用は膨大にかかることでしょう。でも、外観だけでインパクトがあり、写真を撮りたいと思うのでは。
人が集まる場所には、魅力ある建築物が必要です。

特徴や魅力があるから、人々がそこに行ってみたいという気持ちになり、長持ちさせたいと思うのでは。
無難で特徴が無ければ、大事にされず、人も魅力を感じず、人が集まらず壊されていくでしょう。

国立代々木競技場は建築家丹下健三の代表作。1964年(昭和39年)から60年経った今でも改修を繰り返し大切に使われています。

展示会では、最新の動向を出展者から聞くことができました。
やはり人不足の問題と、DX化が建設業界は遅れているという統計。
そして、今後2050年に向けては脱炭素がメインテーマになってくるでしょう。

いろいろ便利そうなシステムツールが開発されている途中という印象を受けました。
この中から、アップデートを繰り返されて使いやすいツールになっていくことでしょう。

 

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