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建築会社の決定方法
Category:社長 出井の徒然日記
かなり難しい題材ですが、家づくりを頼む工務店選びで失敗しないためには何が大切なのか。
家を建てようと考えた際に、どのような行動をするかというと、
鳥取のハウスメーカー・工務店はどのようなところがあるかネットで検索をする。
HPを見る。
インスタを見る。
実際の建物(モデルハウス)を見る。
知人・友人から話を聞く。
上記の行動をとると思いますが、何をもとに判断しているかをまとめてみました。
選定する際のポイント10点
- 実績と評判
過去の施工実績やお客様の評価、口コミを確認、信頼できるかどうか判断します。完成見学会や口コミサイトも参考に。 - 設計力
自社設計か提携の設計事務所があるか、希望するデザインやライフスタイルに合った提案ができるか確認します。 - 施工品質
使う建材や工法にこだわりがあるか、施工の品質が高いか確認します。現場の管理体制や職人の技術は重要です。 - サポートアフターケア
メンテナンスがしっかりしているか、保証内容が充実しているかも大切です。 - コミュニケーション能力
工務店の担当者との相性やコミュニケーションの円滑さも重要です。意見をきちんと聞いてくれるか、親身になって聞いて対応してくれるか確認しましょう。 - コストパフォーマンス
価格が安いだけでなく、コストと品質のバランスを考えた提案ができるかどうかがポイントです。明確な見積りを提案してくれる工務店が安心です。 - 環境対応・エコ住宅
省エネ住宅やパッシブ、環境に配慮した設計を取り入れて、今後の光熱費や快適性に大きく影響するため確認しましょう。 - 施工期間
工期が明確で、遅延が少ないか、適切に工程を管理しているかも重要です。施工期間が無駄に長くならないよう、スケジュール管理能力を確認します。 - 地域密着型かどうか
地元での長い経験があるか、地域の気候風土に合った住宅設計をしているか、地元での評判も確認材料になります。 - 第三者機関の検査対応
第三者機関による検査や監査を導入している工務店は、品質管理に力を入れている証拠です。検査結果が公開されるかどうかもポイントです。
これらのポイントを踏まえ、最終的には「どこが一番信頼できるか」「どこが自分の家づくりに最も真剣に向き合ってくれるか」を重視して決定するのが良いでしょう。
最終決断をする際の決定する際に営業マンがいる会社では、「値引き」や「グレードアップキャンペーン」が用意されていることもあると聞きます。
提案を受けると魅力的だと思いますが、この値引き額で判断するのは注意が必要です。以下の点を踏まえて、営業マンのキャンペーンや値引きを提案補助的な判断材料として扱うことが賢明です。
1.値引きの理由と背景を確認する
値引きやキャンペーンには理由があります。特に大幅な値引きの場合、特売の背景があるかもしれません。例えば、在庫の関係やモデル変更の前後、または収益のために無理をしていることもあります。値引きの理由を納得できるまで確認し、品質やサービスに影響がないかどうか考えてみましょう。
2.値引きが工事の質に影響があるか確認する
値引きがあまりに大きい場合、工事の質や使われる材料の品質に影響が出る可能性があります。品質重視で判断しましょう。
3.最終的なコストパフォーマンスを見る
例えば、初期コストが安くても、その後のメンテナンス費用やメンテナンス費用がかさむ場合、最終的には高くつくこともあります。コストを考えて、値引きが本当にお得に判断しましょう。
4.キャンペーンが自分に合った内容かどうか確認する
キャンペーンの内容が自分の希望やニーズに合っているという冷静に考えましょう。 例えば、設備のグレードアップやオプション追加が含まれている場合、それが実際に必要なものであるか、住み心地に影響を与える検討を行います。
5.焦らずに時間をかけて決める
営業マンに「今だけの特別価格」や「早く決める特典ないとが無くなる」と急かされることもありますが、当面の場合でも冷静に判断することが大切です。比較する時間を確保しましょう。 大きな決断は焦点ってするべきではありません。
6.本来の工務店選びの基準を優先する
値引きやキャンペーンは魅力的な要素ではありますが、それが主な決定になるべきではありません。 やはり「工務店の将来性」「設計力」「施工品質」「アフターサポート」など、家の完成度やの安心感に直結する要素が優先されるべきです。
まとめ
キャンペーンや値引きを材料で判断することは可能ですが、利益補助的な要素として捉え、最終的には品質や信頼性、長期的なコストパフォーマンスを重視して判断することが重要です。