JIN建築工房へ研鑽

2025.02.01

先日、設計スタッフと一緒に、名古屋の「JIN建築工房」さんへ完成物件を見学に伺いました。

初めてお会いしたのは、鳥取県の主催する「NE-ST」の事業者向けセミナーでした。
その時の建物設計に対する考え方が、私の考える家づくりに合致していたため、セミナー終わりで連絡先をお聞きし、実地で教えてもらえることになりました。
具体的には、最小限の機械で家全体を快適にする空調計画がとても理にかなっている。
壁掛けエアコンで冷暖房と第3種換気で全館空調をエコに実現しています。
住宅が100年持つようになっても、第1種換気システムを入れた場合20年程度で入替が必要になる。
「入れ替えるのに100万円かかります。」と言われて、それをする家庭がどれくらいあるだろう。
システムはなるべくシンプルがいいです。
電気屋で購入できる壁掛けエアコンと換気扇を使って、快適にできるのならメンテナンス費用はそれに勝るものはないです。

今月から始まる研修は、ZOOMでしますが、その前に実際の建物を見せてもらったほうが理解が深まると思い、車で片道5時間かけて行ってきました。

やはり、机上で聞くよりも建物や考え方など実際に見ることが必要。
実際の建物を見て、細部まで確認することで納得できました。

 

これからの研修は、実際に計算をして、理論的に勉強してくことになります。
そして今後、実際の建物に反映させていきます。

毎回出張に行くたびに思いますが、冬でも太平洋側はいつも天気がいい。
断熱性能がいい建物で南面に大きな窓をとると、太陽熱でオーバーヒート(汗かくぐらい気温が上がる)させることができると言いますが、鳥取では難しそうです。冬でも無暖房で暖かく、太陽光は発電し電気代もかからず過ごせる太平洋側。羨ましい。

冬の日本海側の地域は、太陽がでることがまれで、暖房器具で部屋を暖め、太陽光発電もそんなに稼働しない。
だからこそ、断熱性能のいい住まいで少しでも省エネに過ごせるように性能にこだわった家づくりが必要です。
さらに建物を進化させていきます。

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