念願のグラントワへ

島根県益田市にある「グラントワ」へ行ってきました。
昔から行ってみたかったのですが、なにせ距離が。。。
鳥取から車で5時間。
距離は280km。
かなり遠い。
高速道路も一部整備されていなくて、島根県内も移動が大変でした。
グラントワは、建築家・内藤廣氏が設計した施設で、石州瓦(せきしゅうがわら)の赤瓦が約28万枚も使用されている。
この赤瓦の外壁は、石見地方の伝統的な景観と調和しており、四季や天候によって表情を変えるのが特徴。
建築自体がアート作品で、写真で見るよりも圧巻のインパクトでした。
中庭の写真は、壁・屋根・床すべて石州瓦。
見る角度によって、瓦の反射の仕方が変わって見える表情が違う。
わざわざ見に行く価値はありますね。
泊ったのは、一棟貸しのホテル「コテージnil/noi」へ
海のすぐそばで、この施設を運営しているのは、地元の設計事務所。
カフェ・ゲストハウス・シェアオフィス・サウナが併設されている。
場所を活かした設計がしてあり、窓からは額縁のような海の眺め。
なおかつ、海辺にある遊歩道からは、見られない高さに設定してあり、抜かりなしでした。
北側の窓になるので、直射日光も入らず、夏でもきれいな海を眺められる設計で他の季節でも泊ってみたいです。
夜明けから海を眺めていましたが、あっという間にチェックアウトの時間。
帰り際にオーナーと話をして、他にある事務所も案内してもらいました。
話を聞くと、もともとは、山林だった場所を切り開き、内壁の塗り壁は、奥さんが自分で塗ったり、家具もつくったり、床板をはったり、なんでも自分たちでしている、やばい人(いい意味)でした。
帰りには、うどんの自販機に寄って、のんびり帰りました。
この機械を見たことある人は少ないのでは?
3つあってそれぞれ、肉うどん・肉そば・ラーメン・天ぷらうどん・スタミナうどんなど
動画も上がっていましたので、見たことない人はぜひ
肉うどんを食べましたが、美味しかった。
次々お客さんが来ていたのも納得です。
山陰の端と端になりますが、地域のいいところを活かしながら経営をしていくという
地域工務店でできることは何があるのか、再考するきっかけの旅になりました。