残暑

2019.09.15

猛暑も収まったと思ったら、再び暑さがやってきましたね。今年の夏が特別なのか?
それとも地球温暖化の影響で毎年のように猛暑が襲ってくるのか?
鳥取においては冬の寒さ対策で全館暖房がありがたがられていますが、夏の暑さにどう対応するか?
あまり考えずに家づくりが進められていました。

しかし、こういった環境の変化にお客様の要求も高まってきているようです。
夏、家の中がどこにいても汗をかかずに済む涼しくて快適な家を希望する方が
増えているように思います。
この答えはパッシブハウスにあります。
高気密高断熱だけを考えると冬は暖かいが、夏は熱のこもる家が出来上がります。

「冬は太陽から熱を取り入れ、春夏秋は風を通して流すことを考えた家の設計」を重視して
いく必要があります。

この視点でみると実は日本の伝統家屋との親和性が非常に高いです。
南の縁側と庇が夏の直射日光を抑え、風通しもいいです。
古くから日本の家は夏の気候を考慮してつくられてきました。
壁で部屋同士を区切らず、障子や襖を使って空間を仕切って風が通るように。
朝・夕の太陽の低い時は「すだれ」や「よしず」を使い直射日光を遮断し、風を通します。

これを現代の家づくりの設計に盛り込むことがパッシブハウス。
今はこれが計算でシュミレーションができるんです。
なかなか奥が深くて、楽しそうなテーマです。

しっかりと学んで、鳥取の地域に合うコストパフォーマンスのいい家づくりを
追求していきます。

そして、分かりやすく伝えていきます。

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