寝床
毎日暑くなってきましたが、今年の夏は猛暑になりそうですね。
現場は暑さに負けずに順調に進んでいます。
先日の宮長K様邸の上棟の際には、お休みをとっていただき、休憩・お昼と冷たいものの準備、また、引き出物までいただきました。心遣い感謝しております。
さて、モデルハウスの工事も終盤にさしかかり、仕上げに取り掛かっています。
設計の際に、どういう考えが必要か。
部屋ごとに解説をと考えていましたが、あっという間にオープン間際。
とりあえず、寝室のみ。
ほかは興味がある方にモデルハウスにて解説します。
寝室は寝る場所です。目的は「よく寝れるかどうか?」。
設計ではおざなりにしそうな空間ですが、適所の工夫があるわけです。
●広さ・・・寝るだけの部屋であれば、むやみに広くする必要はなく、畳の部屋なら6帖。
ベットを使うにしても8帖あれば十分です。
●仕上げ・・・寝室の壁や天井に高価でいい材料を使っても自己満足にしか過ぎないのでは。
どうせ、寝ている時には目を閉じているからどうでもいい気がします。
床は熱伝導率の低い床材(柔らかい材)がオススメ。(モデルは桐の床板)
冬でもひんやりしないメリットがある。傷が付きやすいが、活動量も少ないのでちょうど良い。
●明るさ・・・寝ている最中は真っ暗にするのは脳への刺激を抑える意味では当たり前。
夏になると4:30くらいから明るくなってきて、目覚めてしまう。
遮光カーテンは必須ですね。関連して、寝室の開口部を大きくしすぎないというのも原則。
●寝具・・・布団・ベットにもこだわりたい。
体格に合わせてマットレスの硬さも。ここまですると爆睡間違いなしです。
マットレスも比べれるように、2種類の夢ハウスオリジナルベットを並べています。
モデルの宿泊体験が待ち遠しいですが、私はどこでも寝られるので、睡眠不足の方、体験募集です。