鳥取市寿町 M様邸 基礎工事

2012.11.16

床下からの湿気を防ぐために、防湿シートをはります。

【ポイント】
木が腐る条件をご存じでしょうか?
木が腐るのは木材腐朽菌という菌の繁殖によるものですが、繁殖するのは4つの条件を満たした時だけなのです。その条件とは、①素材(木)、②酸素、③温度、④湿度(水分)です。
中でも温度については20℃以上、湿度については85%以上の条件が必要なのです。

この条件を満たしやすい場所は、台所・洗面脱衣・トイレなど主に水廻りです。
今回の現場でも通気が不十分な部分が顕著に表れていました。 
フローリングなどの床材の表面がはく離していたり、足で踏んでみたときにブヨブヨしていた箇所については、床下の木材が腐朽菌によって侵されていました。 

ただし逆を言えば、どれか一つでも欠ければ繁殖を防げるということになります。
現実には湿度を下げることが一番望ましい方法です。

長く快適に住まうためには、壁の中や床下、さらには天井裏までしっかりと空気の通り道をつくることが、何十年も住み続けれる住宅になるのです。

この上に強度を上げるために鉄筋を既存の基礎コンクリートの中にしっかりと差込みをしていきます。

 

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新しく間仕切り壁ができる部分には立ち上がりの基礎をつくり、

土台の木材をしっかりと固定するためにボルトを入れておきます。

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リフォームでも構造補強・断熱・遮熱が重要です。
実際に見ていただいて、納得してください。

12/2(土)に構造見学会を予定しています。
詳しくは、HP・DMにてご案内させていただきます。 
なかなか見る機会のないリフォーム現場の途中を見に来てください。 

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