スタッフブログStaff Blog
鳥取省エネ NEST TG-3
Category:社長 出井の徒然日記
朝晩だんだんと寒くなってきて自宅の薪ストーブに
火入れをしました。
今年設置させてもらったお客様にも使い方をレク
チャー、炎のある生活を楽しんでもらえれば嬉し
いです。
そして先週は断熱の研修に参加していきました。
まずは、岡山のクラモクさんへ
断熱・気密性能にこだわった家づくりをしていて、
HEART20のG3仕様(UA値0.23以下)が標準。
施工中の現場を見せていただき、その後なぜ
高気密高断熱の家づくりをするのかという話
を聞かせていただきました。
施工の難しさやお客様へ伝えることの大変さ
などがあるが、住んだお客様の満足度が高い
ことが重要。
とても腹落ちした内容でした。
翌日は鳥取県のとっとり健康省エネ住宅研修会。
YouTubeでも情報発信している「鳳建設の森
社長」のセミナーでした。
どのように消費者へ伝えるか、という内容で
断熱性能を高めるのに費用がこれだけ掛かるが
光熱費は年間・50年間でこれだけしか掛から
ないと違いを見える化することがまず第一。
あとは、鳥取県が羨ましいと。
断熱性能を高めることで補助金がもらえるな
んていい制度だと。
今当社が建てている性能はNEST T-G1
(UA値0.48以下)仕様が標準ですが、この
仕様でも世界の基準では建てられない性能。
イギリス0.42・アメリカ0.43・ドイツ0.40
がUA値の最低基準。
そして、電気代は毎年上がっている。
今年の冬もガソリン代が上昇傾向にある
ので、光熱費も上がることでしょう。
ということで来年以降、これから建てる
家は最低T-G2(UA値0.34以下)仕様
にしたいと思います。
光熱費が今のままで計算すると断熱性能を
上げるコストは50年で元が取れる。
電気・ガス代の上昇を考えるとこの50年
というのはどんどん短くなってきます。
快適性はあがり得になるなら、T-G2に
しない理由はないですよね。
もちろん、T-G3にしたいという方も
対応可能です。
この仕様の場合、100年ぐらいで元が
取れる計算になります。
あとは、地域経済のために会社の
電気契約会社を「鳥取市民電力」へ
変更しました。
鳥取市民電力は鳥取ガスと鳥取市が
出資の会社。
電気といえば中電ですが、少しでも
地域にお金が回るように考えると地元
の企業に変更したほうがいいでしょう。
そして、100%地域の再生可能
エネルギーで発電した電気料金が選べる
というプランがあります。
地球温暖化防止にCO2排出量をゼロに
でき、地域貢献できるなら一石二鳥ですね。
身近な人たちにも勧めていきたいです。
できることから少しづつ行動を。