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鳥取での夏の過ごし方
Category:社長 出井の徒然日記
お盆が過ぎて、少しは涼しくなっていくでしょうが、毎日暑いですね。
地球温暖化から地球沸騰化になっていくようです。
35度の中、運動をしたり、上棟をするのは危険なので、来年から8月の上棟予定は組まないように工程調整します。
ソフトテニスのコーチをしていますが、小中学校の日中のテニス練習も開始時間を早くして、時間も短くしています。
こまめな水分補給をしなが子供たちは頑張っています。
こんなに暑くなってきているので、大会自体時期をずらすか、無くしてくれれば練習も中止とすることができるのに。
この時期の私は真っ黒に日焼けしています。
もともと地黒なのですが、一段と黒いです。
今の事務所兼ショールームでは、小屋裏エアコンを取り入れています。
1.2階で45坪ある空間を壁掛けエアコン14畳用(4kw)1台で冷やしています。
小屋裏のエアコンは24時間稼働させて、その冷気を2Fの各部屋にファンで送風。
1Fへは、吹抜けを通じて冷気を落としています。
外気が35度でも室内は26度前後で1日中保たれています。
湿度も50%前後。
なにより、直接風が当たらないので体にやさしい。
とても仕事がはかどります。
太陽光発電を9kw載せているので、昼間の電気代は普通に仕事をしていても余っていて売電しています。
新築住宅にはほぼ太陽発電を設置しているので、夏の昼間は電気代を気にせずにエアコン稼働ができます。
高断熱住宅では、昼間共働きでもエアコン稼働をお勧めしています。
家の中が一度暖まると温度を下げるまでに時間が掛かります。
仕事から帰ってきて、快適なほうがいいですよね。
太陽光発電の設置方角は南が常識ですが、この常識が少しずつ変わってくるかもしれないです。
南設置の場合は、朝から正午まで徐々に発電量が増えていき、夕方に向かって減っていきます。
ほとんどの家の太陽光発電が同じような発電をしていくと、正午の電気は余ります。
朝方・夕方の電気を使う時間帯には発電量がそこまで得られないです。
パネルを東西設置にすると、正午の発電量は減りますが、朝方と夕方の発電量が増えます。
自家消費を考えると、夕方に発電するのはメリットになります。
ただ実際には、敷地と周りの建物を考えて屋根向きを設計していきます。
間取りの設計の段階も太陽の光や熱を利用して(パッシブ設計)、心地よく暮らせるように提案していきます。
暑い時期が長くなると、全館冷房を基本に考えると家中快適で、電気代も少なく過ごすことができます。
断熱性能を上げると、家中あたためるのは簡単になりますが、冷やすのは空調計画のコツが必要になります。
実際に小屋裏エアコンを取り入れている工務店から学んで、実践してよりいいものにしていきます。
目に見えないものを設計するのは、難しいですが、面白いです。