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2023年9月1日

鳥取で断熱仕様を考える。

Category:社長 出井の徒然日記

鳥取県の新築住宅の断熱性能は日本の最先端を走っている。
鳥取にいると当たり前すぎて実感がないけど、県外の工務店と話をすると必ず話題になる「NE-ST」という制度。
https://www.pref.tottori.lg.jp/ne-st/

断熱性能のいい家を建てる、リフォームをすると補助金がもらえる制度。
全国には、すごい断熱性能いい家を建てている工務店は多々あるけど、この制度ができてから
鳥取県では断熱性能のいい家を建てるのが当たり前。
つまり平均が上がってきている。

NE-ST補助金申請件数  (令和2年7月~令和5年7月末まで)  鳥取県HPより

場所 T-G1 T-G2 T-G3
東部 145 57 8 210
中部 50 47 6 103
西部 49 72 8 129
244 176 22 442

当社申請件数T-G1 14件  T-G2 14件  T-G3 1件  合計29件
R4年の着工物件からはすべてT-G2が標準仕様になっています。

遅れて国の断熱性能等級基準6・7が設定され、HEAT20の基準、だいぶ前にできたZEH、長期優良住宅の断熱性能など
基準が乱立ぎみになっています。

このNE-STの基準が一体どの程度なのか。
設計の土堂さんがまとめてくれた一覧。

断熱性能基準一覧
Ua値が小さいほど性能がいいです。
表の左側ほど性能がいいということ。
当社標準のNEST T-G2は断熱性能等級でいうと6と7の間で6.5辺り。
こうして見比べると、NE-STの断熱性能は地域区分によらず、一定でわかりやすい。
鳥取県内でも山間部は4地域。海側は6地域と求められる性能が違う。
HEAT20基準や断熱性能等級でも地域によって数字が違っている。
この制度を中心になってつくった鳥取県庁 住宅政策課の「槇原さん」はいろんなところで
講演をされています。
他の県でも鳥取県の制度を真似てつくっているようです。

数字上ではこうですが、T-G2の性能をクリアするためには、付加断熱とトリプルガラスが必須。
住んでみると暖房・冷房の光熱費も違います。
この辺りの光熱費シュミレーションもこれから建築される方には伝えていきます。
サッシに冬の結露が出なくなる。
夏の暑さも2階でも暑くないです。
快適なので家が大好きになります。
冬の温泉宿にはあまり行きたくないです。
温泉はあったかいけど、寝るところ寒いですよね。

当社ショールーム・事務所にも温湿度計がいたるところに置いてあり、
温度変化に敏感になります。
2度,3度の温度変化・湿度の変化で快適か不快か変わってきます。
夏や冬など外の温度差があるときほど、断熱性能実感できます。
9月も残暑が厳しそうなので、16日からの見学会で体感してみてください。
あとは、空気のにおいも違うところ。

体感に勝るものはないです。

 

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