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現場監理
Category:社長 出井の徒然日記
家づくりを検討していくと、完成見学会やモデルハウスを見に行くと思いますが、
工事中の現場を見に行くという人は少ないのではないでしょうか?
完成物件がきれいで夢があるのは当たり前。
大事なのは、工事中の現場がきれいかどうか、仕事をしている大工などの職人の人柄。
工程をチェックする会社としての体制がどうなっているか。
見えないとことにこだわっているかどうかで家が長持ちするか、
年月が経って資産価値があるかどうかに繋がってきます。
少ない現場監督で棟数をこなしているところは必ず建てている途中、もしくは
お客様が住まれてからボロが出てきます。
一人の現場監督がしっかり監理できるのは、同時に5棟ぐらいまでです。
ぜひ建てようと考えている会社に現場監督の同時に受け持ちされている棟数を
聞いてみてください。10棟以上はそもそも監理できていないですね。
それでも家は建ちますが、きちんとできているか怪しい。
そもそも誰も監理していないかも。
理想は第三者のチェックを入れるといいです。
現場を施工する人(大工・基礎・水道屋などの職人)は図面をもとに仕事をします。
それを自社の現場監督がチェックします。
そのあと、後戻りのできない工程の前に第三者の建築士がチェックに入る。
ここまですると施工の標準化ができます。
大工さん、現場監督によって出来上がる建物の品質のばらつきがなくなります。
自社スタッフだけでこだわってしているのはもちろんありですが、外の目を入れると
気づかない部分が見えるようになります。
タウン建設でいれている第三者監理システムはこちら
チェックするためには施工マニュアルも必要です。
マニュアルのない会社も多くて、何をもとにしているか。
カンとか経験によって施工されている可能性も。
こちらも施工マニュアルがあるかどうか聞いてみてください。
家1棟建てるには分厚いマニュアルになります。
建てている途中にお客さんで現場監理をするのはまず不可能。
どれだけ信頼できる体制になっているか。
不安になるとあれこれネットで調べるといろんな情報が出てきます。
結局建てている職人や会社に信頼がないから疑心暗鬼になってくる。
でもネットの情報は断片的でなにが正解かは結局わからない。
会社の体制としてどのようにチェックしているかが大切です。
納得するまで建築中の現場を見に行き、聞いてみましょう。
あとは、お客様の想いを家づくりに反映させるためには
打合せをする担当者の責任は重大です。
常に知識を得て、要望をどうしたら叶えられるか。
時にはそれはやめておいたほうがいいというアドバイスも必要。
一歩先をいく提案までできるように日々研鑽に励みます。