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建築と料理
Category:社長 出井の徒然日記
みなさん、美味しいものを食べたいですよね。
私も含めてスタッフにラーメン好きが多いので、新しい店ができると社内で情報交換が行われます。
建築と料理は似ている側面があります。
創造性とデザイン:
どちらの分野も創造性が重要で、美しさや機能性を追求します。建築家は建物のデザインや配置を計画し、料理人は食材や調味料を組み合わせて料理の見た目や味わいを考えます。
材料の選択と組み合わせ:
建築家は建材や仕上げ材料を選び、それらを組み合わせて建物を構築します。同様に、料理人は食材や調味料を選び、それらを組み合わせて料理を作り上げます。
プロセスと技術:
建築と料理の両方には特定のプロセスと技術が必要です。建築家はCADソフトを使用して設計を行い、施工技術に詳しい必要があります。料理人は調理技術や包丁さばき、調味料の使い方など、料理を作るための技術を習得します。
顧客のニーズへの対応:
建築家はクライアントの要望やニーズに応じた設計を行います。同様に、料理人は顧客の好みや食事制限に応じた料理を提供する必要があります。
チームワーク:
大規模な建築プロジェクトやレストランのキッチンでは、チームで協力して作業することが一般的です。建築プロジェクトでは建築士、設計者、大工、電気技師などが協力し、レストランのキッチンではシェフ、調理補助者、パティシエなどが協力して料理を作ります。
フィードバックと改善:
どちらの分野も顧客や利用者からのフィードバックを受けて、設計や料理の改善を行うことがあります。顧客の意見や要望を取り入れて、より良い結果を提供するために努力します。
これらの共通点から、建築と料理は創造的なプロセスと技術を要する分野であり、共通した価値観やアプローチがあることがわかります。
この建築現場で工事を行うカナメは「大工さん」。
タウン建設では、社員大工3人と専属で入ってもらっている大工3人で年間12棟を施工しています。
毎回決まった大工さんが入ることが大切です。
この大工さんのローテーションにより、以下のメリットがあります。
品質の維持と一貫性:
社員大工は、工務店の基準と品質基準に従って作業を行います。外部の下請け業者を使うよりも、一貫性のある高品質な仕事が期待できます。
スケジュールの管理:
社員大工は、工務店のスケジュールに従って働くことができます。これにより、プロジェクトの進捗状況をより効果的に管理できます。
チームの一体感:
社員大工は、他のチームメンバーと連携しやすく、チームの一体感を醸成することができます。外部の下請け業者と比べて、チーム全体の協力関係が強化されることがあります。
トラブルシューティング:
社員大工は、プロジェクトの進行中に発生する問題に対して迅速に対応できる可能性が高いです。外部の業者を使っている場合、問題が発生した際のコミュニケーションや調整が難しいことがあります。
顧客満足度の向上:
社員大工が工事を行うことで、顧客の要望やニーズに迅速かつ正確に対応でき、顧客満足度を向上させることができます。信頼性のある作業を提供することで、顧客からの信頼を築くことができます。
技術やノウハウの蓄積:
社員大工は、長期間にわたって工務店で働いているため、会社内で技術やノウハウを蓄積しやすく、新しい社員に対して指導やトレーニングを行うことができます。
ただし、社員大工を雇うことにはコストや労務管理の面での課題もあるため、適切な人材管理が求められます。
会社や建築業界が永続するために、若い大工さんの育成も考えていく必要があります。
大工さんとして一緒に働きたいという方も募集しているので、問い合わせお待ちしています。