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2024年1月12日
防災訓練
Category:社長 出井の徒然日記
前回からの続きになりますが、家を建てる側として万が一災害が発生した場合には
お客様宅の住宅の点検・補修工事に走り回る必要があります。
そのためにも、会社スタッフ・事務所が被災しないこと、災害発生時にどのように連絡を
取り、お客様への被害状況の聞き取りを行い、どの順番で対応を開始するか。
いろいろ防災関係のサイトを確認していると、事前準備が大切だと気づかされます。
電気・電話通信・上下水が使えないとなると出来ることがかなり限られる。
お客様情報もデジタル化を進めていますが、アナログ情報も手元に持っていないと
連絡先すら何もわからない可能性があります。
また各種職人業者自身が被災し、仕事もできない場合は応急対処ができるように
ブルーシートや養生材などはストックをしておく必要がある。
能登地方での震災を他人事とするのではなく、もし同じ規模の地震が起きた時に
自分たちだったらどうするのかをシュミレーションすることが大切です。
各家庭でも、どこに避難するのか、どのように安否確認ができるのか。
何日間、救援がなくても暮らせるか?
地域の助け合いも重要になってきますよね。
そして、命を守る家、地震後も住み続けられる家を提供し続けることがなによりも大切。
古い建物のリフォームの場合には断熱改修・耐震改修の提案も続けていきます。
ニュースでは古い家がたくさん倒壊している映像がたくさん流れていますが、
もう少し時間が経過した後に、建築学会の現地調査が入り築年数ごと・耐震性能ごとに
被害の程度がまとめられて発信されます。
耐震性能の高い家は無被害で住み続けられ、断熱性能のいい家は、停電の中無暖房でも
ある程度の温度を保つことができたという報告が上がってくるはずです。