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2024年5月31日
土地問題
Category:社長 出井の徒然日記
新築住宅を建てる際に、問題になる箇所は皆さん、だいたい同じ内容です。
それを一つづつ解消して、家を建てるわけですが、まず一つのポイントは土地問題です。
土地選びにおいて注意すべきポイントを以下に8つ挙げます。
1. 地盤の強度と安全性
- 地盤調査: 土地の地盤が強固であることを確認しましょう。地震に対する耐性や地盤沈下のリスクを把握するために、地盤調査を行うことが重要です。
2. 立地条件と利便性
- 交通アクセス: 最寄りの駅やバス停からの距離、主要道路へのアクセスが良好かどうか確認します。
- 周辺施設: スーパー、病院、学校、公園など生活に必要な施設が近くにあるかどうかを確認します。
3. 環境と周辺の雰囲気
- 騒音と治安: 周辺の騒音レベルや治安の状況を調査します。特に夜間の雰囲気も確認することが重要です。
- 日当たりと風通し: 建物の配置や周辺の建物との関係で、日当たりや風通しが良いかどうかを確認します。
4. 土地の形状とサイズ
- 形状: 長方形や正方形の土地は、建物の配置がしやすく、無駄なスペースが少なくなります。
- サイズ: 必要な建物の大きさや庭、駐車スペースを考慮して、適切な土地の広さを選びます。
5. 法的規制と用途地域
- 用途地域: 土地がどの用途地域に指定されているかを確認します。建てられる建物の種類や高さ、建ぺい率、容積率に影響します。
- 建築制限: 地域ごとに建築に関する規制が異なるため、希望する建物が建てられるかを確認します。
6. 将来の発展性
- 地域の発展計画: 将来の都市計画や開発計画を確認します。将来的にインフラが整備されるか、新しい商業施設ができるかなど、地域の発展性を考慮します。
- 地価の動向: 地価の過去の変動や将来の見通しを把握し、投資価値を評価します。
7. インフラの整備状況
- 上下水道・ガス・電気: 基本的なインフラが整備されているかどうかを確認します。特に上下水道の引き込みが完了しているかは重要です。
- 通信環境: インターネット回線の利用可能状況や、携帯電話の電波状況を確認します。
8. 周辺の自然環境
- 自然災害リスク: 洪水や土砂崩れなどの自然災害のリスクがないか、過去の災害履歴を確認します。
- 環境保全: 近くに自然保護区や景観保護区がある場合、建築に制約があることがあります。また、自然環境の保全状況も考慮します。
8つ挙げましたが、2.3.4は分かりやすいポイントですが、それ以外は見落としされることが多いです。
そして、もちろん大事な価格も検討事項です。
これらを踏まえて、プロの出番です。
家を建てるまでに上下水の引込に100万円単位でかかることもあります。
土地代と建物・諸経費を含めて計画を進める必要があるので、不動産屋ではなく、建築がわかる人に相談することが必要ですね。
そして、安くて完璧な土地はなかなか出会うことはできないです。
そもそも、安くて条件を満たすものはないです。
なにか欠点があるから安い。条件が完璧だから高いということです。
欠点は建築で補えることが多いので、50点から70点ぐらいで土地は決めないと永遠に家は建たないです。
インフレ時代に突入しているので、後回しにすればするほど、建物価格は上がっていく流れになりました。
生まれてから金利ゼロで育ってきた我々からすると、別な世界に変わっていきます。
銀行の貸出金利も実はお客様によって変わってきています。
詳細はここでは控えますが、家を建てれる人とそうではない人は確実に選別をされています。