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2024年8月3日

社内完成検査

Category:社長 出井の徒然日記

建物の完成検査「ミケラン」:価値観を共有し、品質を高める

建物が完成したら、私たちは引き渡し前に社内での完成検査を行います。
この検査は通称「ミケラン」と呼ばれており、スタッフと大工全員で行う重要なプロセスになっています。

ミケランの目的は、総勢11名のスタッフがそれぞれの視点で建物をチェックし、傷の有無や動作の確認を行うこと。
異なる視点からのチェックができることで、見逃しがちな問題点を発見しやすくなります。
特に大工にとっては、自分の仕事の完成形を確認する貴重な機会となります。
通常、大工工事が終わった後に家具や家電が入った状態を見ることは少ないため、この場を通じて自分の手がけた仕事がどのように見えるかを確認し、自信を持つことができます。

また、ミケランはスタッフ同士の価値観を共有する場でもあります。
気になる点や改善のための意見、アイデアを自由に共有することで、チーム全体のスキルアップを図っています。

しかし、特に若いスタッフにとっては、意見を出すことが難しいこともあります。
ただ見ているだけでは気づきを得ることができず、自分ごととして捉えることができないため、積極的に参加し、学ぶ姿勢が求められます。
多くの良い建物を見て、改善点を見つけることができるようになると、より良い仕事ができるようになります。

設計、大工、営業スタッフが全員同じ基準で話をすることが重要です。
そのため、完成した空間を見ながら話をすることで、共通の理解を深め、より良いアイデアが生まれます。

さらに、この改善点を次の物件に活かすだけでなく、定期点検の際に実際に住んでいるお客様からの感想もスタッフ全員で共有します。
お客様のリアルな声を聞くことで、私たちの建物がどのように使われ、感じられているかを知ることができ、次のプロジェクトに反映させることができます。

このようにして、私たちは常に品質向上を目指し、お客様に満足していただける建物を提供するために努力しています。
ミケランを通じて、チーム全体が一丸となり、より良い建物を作り続けていくことが私たちの目標。

話は変わって、7/20・21に行われたソフトテニス中学県総体の団体戦は見事、福部未来学園が優勝しました。
個人戦も2.3.4位と上位を独占し最高の結果が残せました。


みんなで祝勝会をしましたが、美味しいお酒が飲めました。
さあ次は広島尾道で中国大会です。
鳥取県代表としていい試合をしてきます。

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