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2024年11月16日
地域工務店のDX化
Category:社長 出井の徒然日記
最近よく聞くようになった「DX(デジタルトランスフォーメーション)」
- デジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務プロセス、顧客体験を根本的に変革することを意味します。
- 主な目的:新しい価値の創出、競争力の強化。
似たような言葉で「IT(インフォメイションテクノロジー)」
- 情報技術のことを指します。コンピュータやインターネット、ソフトウェア、ネットワークなど、情報を収集、処理、管理するための技術全般を指します。
- 主な目的:業務の効率化やコスト削減、作業の自動化
私は高校時代、情報処理科でPCを使った勉強や資格などを取っていたので、比較的得意な分野です。社内LANを組んだり、PC接続やトラブルシューティングなどは比較的対応できます。
鳥取県主催の業務のDX化についてセミナーを受けてきました。
DX化の目的は、デジタル技術を活用して新しいビジネスチャンスを生み出し、競争優位を確立すること。例えば、オンラインで家づくり相談サービスを提供すること。YouTubeなどのデジタルコンテンツで、新しい顧客層の開拓をすること。
などがあげられますが、適用範囲が違います。
ITの適用範囲:
- 業務プロセスの一部を改善することが中心です。
例:在庫管理システムの導入で作業時間を短縮する。
DXの適用範囲:
- 企業全体に影響を与えるような大きな変革を目指します。
例:オンラインで家の設計から契約まで完結できる仕組みを構築し、顧客との接点をデジタル化する。
このDX化を進めると、企業のビジネスモデルや競争の仕方が根本的に変わります。新しい市場の開拓や顧客との関係構築において、他社と差別化を図ることが可能になります。
具体例を探してみると
ITの例:
- 工務店でのIT活用:
施工管理システムを導入し、現場の進捗管理を効率化。
DXの例:
- 工務店でのDX化:
顧客がスマホで設計プランをリアルタイムに確認できるアプリを開発し、顧客体験を一新。
上記のことを考えると、ITは社内の業務効率化だが、DXになるとお客様も社内も同時に便利になり、新しい家づくりに向かうという内容です。
いろいろな業界がある中でも、建築業界はDX化が遅れているといわれています。
そもそもIT化すらされてないことも多い。
FAXを使っていたり、現場には紙の図面が大量に置かれていたり。
単純に新しいシステムを入れて終わりではなく、スタートからゴールまで目の前だけでなく、長期的なスパンで見た時に、新しい取り組みを行っていく時期に差し掛かっています。
今、HPをリニューアル作業していますが、これもDX化です。
少しでもお客様のストレスを減らせるように調整中です。
今まで見てくださっている方にとっては、勝手が違うものになりますが、長期的に見るとシンプルで使いやすくなるはずです。
お楽しみに。