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分譲住宅研修
Category:社長 出井の徒然日記
先日、宝塚にある「株式会社ウィル」に分譲住宅研修に伺ってきました。
分譲住宅は、建築会社が事前設計・建築した家を土地とセットで販売する住宅です。間取りや仕様が決まっているため、比較的短期間で入居可能、価格も明確です。
注文住宅は、実施主が希望する間取りや、建築設備を自由に決めてデザインする住宅です。自由度が高く、打ち合わせや工期には時間がかかります。
要するに、分譲住宅は「完成品を買う家」、注文住宅は「自分好みに作る家」です。
当日は、会社説明とどのように企画販売をしているかを聞き、実際に引渡し済みの分譲住宅を3カ所見せてもらいました。
当社が行っている注文住宅とは、考え方が違っていて、街をつくるという視点。
いつもの注文住宅の設計手法は、1件の建物の外観を整え、室内から見える風景を考えて窓や間取りのプランを考えます。家ごとに独立した存在で、敷地や家族のライフスタイルに最適化されることを重視します。
分譲住宅の場合は4件~20件程度の建物を建てて街をつくるので、点ではなく面で考えるためスタートの視点が違います。複数の家が計画的に配置され、街区やコミュニティ全体の調和や公平性を考慮して開発されます。
無電柱や外観の使っている色を合わせて景観を良くして、周辺土地よりも高い価値を提供したり、
それぞれの建物から見える風景を考えて間取りをつくり全体最適を目指す。
見せてもらった分譲地情報
すごいのは販売力も。
完成時点ではすべて売却済みになっている。
会社とすればリスクなく、開発をすることができるので、かなりの強みです。
その後は、三宮に移動して楽しい宴でした。
新卒採用を行っており、2年後には戦力になり、3年以降はトップセールスを
とる人もいると聞き、かなりの驚きでした。
当社も中途採用を行って、人員を増やしていますが、教育方法は悩みの部分。
どのように一人前に育てていくのかも興味深く、情報交換ができました。
来年以降は不動産事業も立ち上げ、分譲住宅にも取り組んでいきます。
タウン建設ならではの、価値提供ができるようにまだまだ勉強することがたくさんあります。
どのような計画が進めれるのか、楽しみです!