子育て世代にメンタルセミナー
先日、ソフトテニスをしている小中高校生向けにメンタルセミナーを大阪の講師に来ていただき開催しました。
総勢60名近くの生徒・保護者の参加でした。
宇佐美円香メンタルコーチ
休憩なしの3時間半のセミナーでしたが、小2から大人まで熱心に聞き入っていました。
子どもたちよりも親の方が、聞いていて反省することが多々あったのでは。
最後に子供たちがした「あっちむいてホイ」ゲームでは、いままでで一番盛り上がらなかったと言われました。
「普段の練習がそのまま出ているのでは」と言われて、なるほど。
確かに普段の練習で元気がない。
そして、大会などで劣勢になると元気なく挽回できず負けていく。
その練習を指導している私たちコーチの責任だと気づきました。
テニスの技術が上達して、上位大会の出場が決まる試合などプレッシャーがかかる試合で練習通りにできなくなるという
子どもたちが多いです。メンタルが試合結果を左右するという場面が多くあります。
ただ、メンタルが左右するという思い込みだったようで、単純に練習量不足と子供たちの自信のなさが大きい。
今の子どもたちは失敗しなように大人が先回りをしています。
毎朝、親に起こされ学校の準備(水筒・体操服など)も親がする。
自分でしないから、忘れ物があっても親のせい。
失敗や謝ることが少ないと。
小学生のうちに、自分のことは自分でできるようにならないと。
保護者は、なぜ自分の子どもは自己肯定感が低いのかと考えさせられる内容でした。
「子は親を映す鏡」という言葉がありますが、小学生までの家庭生活が大切で、
中学生以上になると、思春期になり子供を変えることは不可能だと。
中学生以上の場合は、本人が気づき変わらない限りは、変わらない。
また、聞きたいという保護者が多かったので、来年第2回も企画したいと思います。
やはり、外部の方から聞く話は自分の反省にもなり、ためになります。
これを日々の練習に生かして、また高いレベルを目指していきます。