LDC交流会

鳥取は雪景色の1週間でしたが、東京へ出張に行ってきました。
朝の1便の飛行機は欠航となりましたが、幸いにも私が乗る予定だった便は無事に飛び立ってくれました。東京はもちろん快晴。
今回の目的は、「LDC:ローカルディベロッパークラブ」の交流会2025に参加するためです。この集まりは、全国の工務店経営者が集まる交流会で、70社・100名以上が参加しました。
テーマは、「豊かな暮らしのシーンを意図的に創出し、エリア全体の価値を向上させる新たな工務店のあり方を考える」というもの。
お客様の理想の暮らしを実現するために、家づくりだけでなく、地域にも積極的に関わる工務店を“ローカルディベロッパー”といいます。このローカルディベロッパーが増えれば、たとえ住宅市場が縮小しても、地域に新たな可能性が生まれ、持続的な発展が可能になります。
住宅業界の未来をアップデートし、誰もが憧れる産業にする。
今回のセミナーでは、住宅に関する話はほぼゼロ。地域工務店が取り組んでいるさまざまな事例を聞きました。
・山の中にある耕作放棄地を開拓し、商業施設をつくった事例 ・戸建て民泊事業、高性能アパート事業など
工務店が得意とする新築住宅の建築・土地の分譲・リフォーム・リノベーションは、それぞれ「点」の仕事。しかし、それらを組み合わせ「面」としてまちづくりを進めることで、地域全体の価値を高めていくプロジェクトが進んでいました。
当社の社屋を建築した際も、「生まれ育った福部に元気を」という思いで計画しましたが、まだまだやれることは無限にありそうだと改めて感じる交流会でした。
春には鹿児島まで行き、さらにまちづくりの勉強をしてくる予定です。
そして、交流会後の二次会では、超高層ビルの上にあるお店へ。夜景がきれいでしたが、あまり眺めることなく、お酒と会話に夢中になっていました。
東京はタワークレーンがあちこちで稼働し、次々とビルが建設されています。大阪もすごいと感じていましたが、やはり東京はヒト・モノ・カネが集まる場所。少しずつでも、その活気が地方にも波及してほしいと、改めて思いました。