お客様の喜びへ
西川 祥之
Nishikawa Yoshiyuki大工
趣味:音楽、バイク、服
音楽聴きながら料理をすることは癒しです。
大工になった理由
飲食をやっていたんですけど、コロナ禍で飲食で食べていくのが難しくなって。大工に興味を持っていたので、知り合いのつてで安木さんに声をかけさせていただいたのがきっかけです。興味本位で入ったので、大工職人を目指すっていう感じで入ってなくて。タウン建設の親方たち、他の一緒にさせてもらっている大工さんを見ていると、自分は全く技術が追いついていないんです。木と木がこう「ピタ」ってくっつくんです。あれはどういうことになっているんだっていう新たな興味も出てきて、今は面白いなと思いながら続けていますね。
お施主様だけに限らず、親方や仲間が喜んでいる姿を見るのはいいなと思うし、それが根元にあります。モノ作りも好きですね。この歳で大工になれたのは本当に奇跡だなと思っています。
大工になってどのくらい?
僕はまだ2年。まだと言っていいかわからない。もう2年半。
気をつけていること
僕も掃除。あと最近はちょっとだけ仕事の流れがわかってきているので、「こうやってやろうと思う」と1回やる前にそこの現場の棟梁にお伺いを立てるということを特に気を付けています。
やってみてちょっとうまくいかなかったなと思ったら、 「ここがちょっとうまくいかないです」とまたお伺いを立てて、助言をもらってからまた向かってみる。それで失敗してもやり直せばいいと親方2人に言っていただけるので、向かってみることができています。
親方との関係性
親方=怖いというのはないです。僕からしたら優しい。まず教えてもらえるっていう感覚で入っていないので、教えてもらえるのとダメだと言ってもらえるのは、すごくありがたいなって思いますね。
仕事をしていく中で更にやりたいことは出てきた?
多分これからなかなかないと思うけど、和室の床の間とかの造作はやっぱりしてみたいなと思います。
畳のところに框をかませてやっているようなものを見ると、やっぱり凄いなと、できるようになったらいいなと思います。
大工さんの仕事で、現場に来たら「ここをみてほしい!」というところは?
僕がやった仕事で表に出るところはまだほぼないので。
例えばモデルルームなら、普通では考えられない直角じゃない角度とかで合わせてピタっとくっついている。あれが何年もあのまんまだっていうのはみてほしい。
現場ファッションもこだわりはある?
自分は眼鏡をかけているので、必ずなんか被りものをしています。
冬はニット帽、夏はバンダナかタオルをまいて。じゃないと耳にかけた鉛筆が絶対落ちるので。
腰袋の中身を見せて!
会社のみんなから誕生日プレゼントでもらった腰袋。初めて使った時に折れてしまったノコギリ。
お客様とのエピソードは?
現場で旦那様が打合せをされていて奥様が待たれているような状況の時に、今まで接客業をやっていたので、家に関わるいろんな話を振られても普通に会話ができる。で、ちょっと盛り上がる。笑
前職が飲食業だったっていう話から調理方法とか。「これだったらこういう風に調理すると美味しくなりますよ」とか、 「皮を捨てているかもしれないけど、皮を茹でて出汁を取ってまた別の料理に使えますよ」とか、そういう今まで経験してきたちょっとした情報が役に立っています。
職人としてどんな大工になりたい?
何でもできる大工になりたいです。1人で一棟造れるようになりたいですね。
これから家づくりをする人へ
これだけ木を使って家を建てる現場は他にないと聞きます。木の家に住みたい方はぜひ。腕が確かな職人さんが揃っています。ある程度なら無理難題にも応えることができると僕は感じているので、どんなご要望もお任せください!